NUBIC技術移転第10号(11月6日)
11月6日(月),日本大学と有限会社コメットは,特許実施権に係る契約を交わした。
契約締結後の関係者

写真右より
森田 賢治 |
日本大学理事長 |
桜田 郁雄 |
(有)コメット 社長 |
内倉 和雄 |
薬学部 助教授 |
発 明 者 |
内倉 和雄 (薬学部) |
発明の名称 |
アミンの検出方法 |
特許番号 |
特許2588866 |
実施企業 |
有限会社 コメット |
[従来技術の問題点]
従来,一級および二級アミンについては多くの分析法が見い出され有用な方法も少なくないが,三級アミンの検出法としてはその化学的反応性の低さ等から十分満足できるものはない。
[本発明]
本発明は,複数の酸化数を取り得る遷移金属とビピリジンとの錯体を電解酸化して遷移金属元素の酸価数を増加させ,ついで,この酸化体と脂環式三級アミンまたはインドール化合物とを接触させて発光せしめることにより,これら含窒素化合物を電解化学発光反応(electrogenerated chemiluminescence, ECL)を利用して検出する方法を提供するものである。また,脂環式二級アミンを脂環式三級アミンにすることにより同様な検出方法をもちいて脂環式二級アミンを検出することもできる。
[実施企業: 有限会社 コメット]
所在地:〒215-0021 神奈川県川崎市麻生区上麻生5-33-1
TEL: 044-988-5110 FAX: 044-988-5110
主に化学装置を開発・製造する企業。
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