2003年度第2回NUBIC特別講演
中日米関係
- China-Japan-US Relations -
【 ご案内 】
 日本,中国,米国に造詣の深いエズラ・F・ヴォーゲル氏による特別講演を開催いたします。
イラク情勢に関する米国の最新情報,中国の最近の話題等多方面に渡る内容が盛り込まれています。
講演要旨は以下のとおりです。

中国情勢
新世代のリーダー達は,2008年のオリンピック,2010年の上海エクスポを成功に導きたいと願っており, 世界の国々とくに米国と友好関係を望み,多面的な外交活動を展開している。
心配事は,台湾と北朝鮮の問題である。

米国情勢
ブッシュ政権は,911事件をきっかけに世論の支持を得た。しかし,イラク問題に関しては, 知識人を含む多くの人々の支持を失い,手を尽くしてはいるがイラクは安定していない。
米国は,グローバルパワーを維持しているもののテロリズム問題に力を傾注しすぎている。

日本情勢
  • 湾岸戦争の教訓から,イラク問題では米国を支持し,長期的な日米条約を遵守している。
  • 小泉首相は,国民的人気は高いが,長期的なリーダーシップに欠けている。
  • 韓国については拉致問題に係わり過ぎであり,自由貿易協定等において中国より遅れている。
大きな問題
  1. 北朝鮮問題
  2. 台湾の分離独立問題
  3. 依然として残るシリアスな歴史問題を抱える日中関係
ぜひご出席を賜りますようご案内いたします。
【 開催日時 】 2003年12月10日(水) 16:20 - 17:00
【 開催場所 】 日本大学会館 8階 大教室
〒102-8275東京都千代田区九段南 4-8-24 
【参加申込締切】 12月8日(月)
【 参加費 】 無 料
【 定 員 】 50 名
【 参加申込 】 申込書に該当事項を記入の上,NUBIC事務室 FAX:03-5275-8328または
 E-mail: nubic@adm.nihon-u.ac.jpにお申込み下さい。
申込書: MS-WORD     
【 プログラム 】
 司 会  福 井 博 夫
   大学院グローバル・ビジネス研究科
 エグゼクティブ・マネジャー・コース 主任教授
16:20  講 演  
 「 China-Japan-US Relations 」  エズラ・F・ヴォーゲル 氏

 NUBIC顧問,
 大学院グローバル・ビジネス研究科客員教授,
 ハーバード大学ヘンリーフォード2世社会科学教授,
 ハーバード大学東アジア研究所長
17:50  終 了  

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