【 ご案内 】

首都圏で農学系学部を有する私立大学5大学(明治・東京農業・日本・玉川・東海)が、昨年度に続き、新し いアグリビジネスの創造を目的に下記のフォーラムを開催いたします。

5回目となる今回は「食の自給」をテーマに各大学の最先端の研究成果の発表・展示を行います。

当日は農林水産省藤本潔氏による基調講演、各大学の特色のある研究発表、研究成果展示、相談コーナー、交流会を行います。アグリビジネスに関するシーズの発見、情報交換・交流の場としてお気軽にご参加くださいますようご案内申し上げます。

開催日時 2009年10月14日(水) 13:00〜19:00
開催会場 東海大学校友会館「霞が関ビル35階」(東京都千代田区霞が関3-2-5)
参加費 無料
交流会:2,000円 (当日申し受けます)
日本大学の研究成果発表 16:00〜16:30

「生体防御能向上による安全・安心な魚類養殖生産技術の開発」
生物自然科学部 海洋生物資源科学科 専任講師 間野 伸宏准
近年,食品の「安全・安心」を脅かす出来事が続いており,食料供給産業にとって消費者に「安全・安心」な食品を提供することは最重要課題の一つとなっている。魚類の養殖産業においても、抗生物質等の薬剤の適正使用に努めてきた歴史があるが,近年の消費者の「安全・安心」に対する関心の高まりから,さらなる使用量の低減が求められている。 そこで本研究グループが取り組んでいる,魚類が従来有する生体防御能を向上させることで,薬剤を使用せずに“病原体が侵入しても感染しづらい”,“感染しても発病しづらい”,“発病しても死亡しづらい”養殖技術を紹介する。このような技術開発は,生産性の向上やコスト低減に直結するほか,薬剤不使用の「安全・安心」な養殖魚(地場産魚)提供につながる技術として,我が国における地域振興の面からも期待されている。

NUBICブース

生物資源科学部の教職員が開発・生産したハム・ソーセージなどの食品を展示し,試食に供します。 また,アグリに関する技術内容を図解したパネル展示と,1000件以上の技術シーズを収納したDVD-ROMの配布し,また技術相談・共同研究に応じます。

主  催 明治大学,東京農業大学,日本大学,玉川大学,東海大学(幹事校)
詳細及び申込みWeb 第5回アグリビジネスフォーラム
http://www.u-tokai.ac.jp/about/collaboration/agri-forum/




日本大学産官学連携知財センター
Nihon University Business, Research and Intellectual Property Center