日 時 | 平成22年6月24日(木) 午後1時30分~年後4時 |
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会 場 | 山形市市民活動支援センター高度情報会議室 |
主 催 | NPO法人美しいやまがた森林活動支援センター |
プログラム
13時30分 | 開講挨拶 |
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13時35分 |
基調講演 「山村における企業活動支援の社会的役割」 山村再生支援センター 木質バイオマス活用部門長 相茶 正彦 |
山村再生支援センターでは、本質バイオマスの利活用促進につながる技術情報を収集し紹介している。これは、山村地域内企業が新たなビジネスを創出するためのシーズ情報であり、技術情報保有者と山村地域内企業とのマッチング支援を行うことにより、山村地域の活性化に寄与する。 これまでに収集した技術情報内容を紹介するとともに、山村再生支援センターとしての企業活動支援の役割について述べる。 |
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14時10分 |
講 演 「木質バイオマス由来液体燃料の製造技術と将来見通し」 日本大学 理工学部 物質応用化学科 教授 平野 勝巳 |
木質バイオマスのエネルギー変換方法には様々なものがあるが、特に経済性の問題は未だ大きなものとなっている。そこで、実用化を想定した小規模分散型プロセスによる、廃材等の木質バイオマス由来灯・軽油代替燃料の製造方法および製造装置を提案する。 自製油の一部を循環溶媒に用いる熱分解法により、木材種・部位および金属等不純物の混在利用が可能で、触媒等の副原料を用いず反応条件が温和化できる。さらに、プロセスは特定の化学装置を用いることなく、一般的な機械装置で構築できる。本技術により製造される液体燃料は、ガソリンや軽油との混合が可能であり、実用的な燃料転換の可能性が広がる。 |
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14時55分 |
講演 「動植物油脂を加熱するだけでつくる新しいバイオ燃料」 鶴岡工業高等専門学校 名誉教授 金綱 秀典 |
廃食用油脂を熱分解という単純な操作で燃料油が作ることができる。単純な操作で作ると言うことは低コストで環境負荷の低減の可能性がある。また、この燃料油は二酸化炭素排出量が0である。石油系燃料に25%混合すれば、二酸化炭素削減率25%達成となる。将来石油が無くなると言われているが、石油を作り出すことになる。休耕田などを活用すれば、日本が石油の生産国になるのも夢ではない。 | |
15時30分 |
講 演 「木質ペレットの利用拡大のためには」 やまがた木質ペレット利用研究会 理事長 松田 伸一 |
講演内容:本質ペレットを利用する場合、専用の機器が必要です。燃焼器機は、比較的高価で、ペレットも地下資源燃料と比べると高価格である。 環境保全だけではなかなか消費者にとってのメリットが少なすぎる。ペレット製造量に比べ、まだまだ消費量が少ない現状である。消費の拡大には、常時利用する施設での利用が必要ではと考える。 農業用加温ハウスの利用も進みつつあるが、燃焼機器の設置費用、外気の変動に対応するにも課題がある。ペレット製造採算に見合った消費の拡大が急務の課題である。 |
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16時 | 閉講挨拶 |