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文科省「産学官連携戦略展開事業」に採択されました(2008/6/23)

文部科学省が2003年度(平成15年度)から5年間実施してきた「大学知的財産本部整備事業」の後継施策となる2008年度(平成20年度)開始の新規事業「産学官連携戦略展開事業」に,日本大学が採択されました。日本大学は,「大学知的財産本部整備事業」に引き続いての採択になります。

 

産学官連携戦略展開事業は,
「イノベーション創出の原動力である大学等の知的財産戦略などが持続的に展開されるよう,主体的かつ多様な特色ある取組を国公私立大学等を通じて支援し,産学官連携活動全体の質の向上を図る」(文部科学省) ことを目的として実施されるものです。

 

同事業の戦略展開プログラムは,
「国際的な基本特許の権利取得などを図る国際的な産学官連携体制の強化や国公私立大学間連携等による地域の多様な知的財産活動体制の構築など,大学等の活動としては実施のリスクが高く,かつ,国として政策的観点から積極的に促進すべき活動を重点的に支援することにより,大学等の産学官連携体制の強化を図る」ものであり,日本大学は「特色ある優れた産学官連携活動の推進(原則5年間)」機関として採択されました。
本学は,これまでの産学官連携活動を踏まえ,国内トップクラスの知的財産の活用実績をバネに,各学部が多くの地域に分散して設置されているという大規模総合大学という本学の特色を活かし,全学支援の下で地域連携型研究の事業化推進モデルを構築するという事業計画を策定し,それに基づき推進いたします。

 

同事業のコーディネートプログラムは,
「産学官連携を推進する際に必要不可欠な知識や実務経験を有した人材を大学等のニーズに応じて配置し,大学等から産業界,地域社会に対し知識の移転,研究成果の社会還元を図る」
もので,日本大学に「目利き・制度間つなぎ」担当の産学官連携コーディネータが配置されています。

同事業は,日本大学の産学官連携の推進機関である日本大学産官学連携知財センター(NUBIC)が担います。

関連Web:「産学官連携戦略展開事業」の実施について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/06/08061913.htm