千葉エリアの大学等研究機関(日本大学,千葉工業大学,東邦大学,木更津工業高等専門学校,(独) 放射線医学総合研究所及び千葉大学)で創出された学術研究成果や事業活動等を広く企業や地域社会に公開し,産学官出会いの機会を設け,各機関の研究シーズ・成果を活かした更なる新技術の開発や新規事業の育成及びイノベーション創成を図るため,「千葉エリア産学官連携オープンフォーラム2013」を開催いたします。

多数の方々のご参加をお待ちしております。

 

開 催 概 要
開催日時 2013年9月4日(水) 11:00-17:00
開催会場

千葉大学西千葉キャンパス けやき会館  地図

千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33

(JR西千葉駅下車 徒歩約2分)

(京成みどり台駅下車 徒歩約7分)

※お車でのご来場はご遠慮くださいますようお願いいたします

主催

日本大学,千葉工業大学,東邦大学,木更津工業高等専門学校,(独) 放射線医学総合研究所,千葉大学(幹事校)

後援 千葉銀行,京葉銀行,千葉興業銀行,千葉市,習志野市,船橋市,木更津市,松戸市,柏市,流山市,(公財) 千葉市産業振興財団,千葉産業人クラブ,(一社) 千葉県経営者協会,(一社) 千葉県商工会議所連合会,千葉県商工会連合会,千葉県中小企業団体中央会,コラボ産学官 千葉支部(事務局 千葉信用金庫),(独) 科学技術振興機構,(独) 中小企業基盤整備機構 関東支部,千葉県経済同友会,ちば新事業創出ネットワーク(順不同)
主催者Web http://www.ccr.chiba-u.jp/forum/
パンフレット 千葉エリア産官学オープンフォーラム2013開催のご案内(PDF)
参加申込書 参加申込書(講演会・研究室見学・産学交流会)(WORD)

 

プログラム (詳細は上記パンフレットをご覧ください)
11:00~12:00

○施設・研究室見学 (予約制)   

 ・知財機構・サイエンスパークセンター(CSPC)コース   

 ・CSPS・フロンティアメディカル工学研究開発センターコース

13:00~15:15

○講演会 (けやき会館1階:大ホール)  

 (挨拶,特別講演,研究シーズ講演)

15:15~17:15

○研究シーズ展示会 (3階)

特定テーマ 

 <1>ロボティクス 

 <2>医工連携 

 <3>グリーンイノベーション

一般テーマ 

 <1>環境・エネルギー 

 <2>ライフサイエンス

 <3>材料・ナノテク・モノづくり 

 <4>IT・情報・通信

 <5>フロンティア(複合・新領域など) 

 <6>その他(ビジネス・金融など)

○技術相談,主催・共催・後援機関の紹介(「研究シーズ展示会」内で実施)

17:30~19:00 ○産学官交流会(けやき会館1階「コルザ」)(※参加費:2,000円)

 

日本大学の発表
1

プローブクライマーによるワイヤーロープ支持構造の健全性評価

理工学部 精密機械工学科 教授 青木 義男

本研究では, 構造用ワイヤーロープの遠隔保守点検システムを開発するために,自作のGMR センサアレイ型検査機器を搭載して垂直方向にも自立移動できる昇降機構( プローブクライマー) を製作し,ワイヤーロープの素線破断や錆発生の検知実験を行い,従来製品との比較検討を行った結果について報告する。

2

段差乗り越え車輪を用いた移動ロボット

理工学部 精密機械工学科 教授 入江 寿弘

段差や階段を移動するときに車輪形状から外側に広げることによって容易に乗り越えの可能な車輪を用いて,荷物などを運搬可能な自律移動ロボットを開発し,車輪の展開機構の改良や荷台の水平機構の制御を行っている。

12

水素吸蔵合金カプセルの共存による生物的水素生産の効率化

理工学部 物質応用化学科 教授 西宮 伸幸

バイオ水素生産システムは,水素回収効率の向上が実用化の課題となっている。出展者が開発したSSG 処理(ソフトゾルゲル処理によるカプセル化)による各種の耐水性水素吸蔵合金により,様々な水素生産システムで水素の回収率を向上させることができた。

13

直接電子移動型酵素電極を用いた免疫学的測定法

生産工学部 応用分子化学科 准教授 吉宗 一晃

免疫学的測定法は血液などの多様な夾雑物を含む生体試料から目的物質の濃度を高感度に精度良く測定する方法である。一般的な従来の方法では標識酵素が生成する生成物を測定するが,新しい方法では標識酵素としてヒドロゲナーゼを採用し,その酵素が触媒する電流を直接測定することにより抗原抗体反応を測定することが可能となった。

14

アルミニウム切削屑のアップグレードリサイクル材の開発

生産工学部 機械工学科 教授 久保田 正広

アルミニウムのリサイクルは,スクラップ材を再溶解して再生地金を得る方法が用いられている。しかし,得られる再生地金はスクラップ材より低品位なうえ,再溶解工程で大量のエネルギーを必要とする。本発明ではこれらの問題や欠点を解決し,リサイクル材の特性を飛躍的に高める製造プロセスを確立した。すなわち,アルミニウム合金切削屑を機械的に粉砕し,その粉末を熱間押出加工によってバルク材を作製した。作製したバルク材の特性はJIS 規格に規定されている機械的強度を大幅に上回ることを見出した。

24

定在音場を利用した保炎に関する研究

理工学部 航空宇宙工学科 教授 田辺 光昭

本研究テーマは,定在音場の速度振動の腹の位置で火炎を形成させることにより,保炎器を用いずに高流速下で保炎を行う方法の開発と,実用燃焼器への適用を目指した研究である。

25

音の方向検出マイクの超小型化

短期大学部 建築・生活デザイン学科 教授 羽入 敏樹

音の方向検出マイクを数㎜~数cm 程度まで小型化し,様々な分野に応用できるよう研究を進め,複数マイクの時間差ではなく感度差を利用する,低コストで,様々な機器に組み込み可能な新しい方向検出手法を開発した。

47

磁化同軸プラズマガンによる新規成膜法の開発

理工学部 物理学科 准教授 浅井 朋彦

磁化同軸プラズマガンを用いて磁化プラズモイドを生成・電磁加速・射出することで,金属材料粒子の中で電離した粒子のみを軸方向に加速し,プラズマ生成部から離れた基板上に堆積させる成膜装置を開発した

48

アルゴリズミックデザイン

生産工学部 創生デザイン学科 教授 三井 和男

生物の進化や群れの行動からヒントを得た計算手法を中心とするアルゴリズミックデザインにより,日常的な道具や用品から動車部品や建築物までを対象として,合理性の近傍にある魅力的なデザインを見つけ出す有力な手段を提供する。

 

お問い合わせ
相談・連携・ライセンスについて

日本大学産官学連携知財センター

日本大学 研究推進部 知財課

tel. 03-5275-8139

fax.03-5275-8328

e-mail: nubic@nihon-u.ac.jp