【 ご案内 】

産業界との連携を目指して、2005年から首都圏で農学系の学部を有する私立5大学(明治・東京農業・日本・玉川・東海)が開催しておりました”アグリビジネスフォーラム”を、今回は更に多くの方々にご覧いただけるよう、アグリビジネス創出フェアへの共同出展という形で開催いたします。

私立大学が農学に対して将来を見据えて連携し、どのような取り組みを行っているかを、「未来の食と農を支える首都圏農学系私立5大学」をテーマとして、各大学の最先端の研究成果の発表・展示を通して紹介いたします。

皆様方のご来場をお待ちしております。

名称 アグリビジネス創出フェア2010
開催日時 2010年11月24日(水) 〜26日(金)
開催会場 幕張メッセ 展示ホール6
(JR海浜幕張駅より徒歩5分)
主催 農林水産省
入場料 無料
主催者Web http://agribiz-fair.jp/
私立5大学(明治・東京農業・日本・玉川・東海)

小間:生産技術ゾーン

  共通 生19
  明治大学 生18
  東京農業大学 生17
  日本大学 生20
  玉川大学 生21
  東海大学 生22


出展内容:アグリビジネスフォーラム「未来の食と農を支える首都圏農学系私立5大学」の活動をご覧下さい。 私立5大学が「食と農を支える」ために、アグリビジネスフォーラムとして、どのような未来を目指して連携しているかをPRし、より多くの人に五大学の取り組みを知っていただきたいと考えております。 具体的な内容は,主催者Webをご覧ください。

日本大学の出展と発表

出展内容:日本大学は、アグリ関係の研究を生物資源科学部をはじめ多くの学部で行っており、多様なシーズを有しています。今回は特に以下のシーズをご紹介します。 厚生労働省の「2007年国民健康・栄養調査」によると我国における糖尿病患者とその予備軍は2,210万人にものぼります。糖尿病の管理と予防において、食後血糖値の上昇を穏やかにする食品の摂取が重要になっています。 今回、今まで米の加工品製造過程で廃棄されていた米の難消化性アルブミンに、食後血糖の上昇を抑制する効果があることを見出したのでご紹介します。

発表:11月26日(水) セミナールーム2
「穀類タンパク質による血糖値上昇抑制」
小麦アルブミンはアミラーゼ阻害活性を有し、これによりデンプンの分解を阻害し、血糖値上昇を抑制することが知られている。当研究室では、他の穀類から、α-アミラーゼを阻害するタンパク質を見つけた。しかし、このタンパク質をラットに投与した場合には、血糖値上昇抑制作用が見られなかった。一方、ヒトやブタのアミラーゼを阻害しない米の難消化性アルブミンをラットに投与したところ、血糖値上昇を抑制することが判った。

日本大学 生物資源科学部
准教授
熊谷 日登美





日本大学産官学連携知財センター
Nihon University Business, Research and Intellectual Property Center