バイオジャパン2008
【TLO・大学知財本部専用ポスター&プレゼンコーナー】

− 2008年10月15日(水)〜17日(金) −

【 ご案内 】

日本大学は,「バイオジャパン2008」に出展いたします。
学内のバイオ関係の研究者が先端的な研究成果のプレゼントと展示を行います。
また,NUBICは,研究発表に関する受託・共同研究,技術移転のご相談,その他各種ご相談に応じます。

是非お立ち寄りください。

開催日時 2008年10月15日(水)〜17日(金)
開催会場 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)(横浜市西区みなとみらい一丁目1番1号)
参加費 無料
日本大学の研究成果発表

「乳酸菌との共培養による酵母細胞の自動固定化法」
世界的なバイオエタノール生産拡大の中、酵母発酵プロセスの低コスト化は重要課題である。我々は、福山酢のサンプルから分離した乳酸菌(Lactobacillus plantarum ML11-11)がサッカロマイセス属酵母と共培養すると、酵母細胞を含む顕著なバイオフィルムの形成を誘発することをみいだした。バイオフィルムは微生物細胞が固体表面に自動的に集合して形成される一種の固定化細胞である。我々が開発した「自動固定化法」は、酵母をL. plantarumと共培養するだけで酵母細胞の凝集性を高め、固体表面にバイオフィルムとして固定化することを特徴とする。バイオフィルム固定化細胞は浮遊細胞同様の発酵能を示し、発酵生産に利用可能である。本技術は、固定化のためのゲル担体や、特殊な工程が不要なため、プロセスの簡略化が可能で、連続発酵における低コストオペレーションが期待できる。

10月15日(水) 14:40-14:55
生物資源科学部 専任講師
古川 壮一
10月16日(木)
12:35-12:50 生物資源科学部 教授
森永 康
NUBICコーナー  10月15日(水)〜17日(金)

バイオに関する技術内容を図解したパネル展示と,1000件以上の技術シーズを収納したDVD-ROMの配布,また技術相談・共同研究に応じます。

主  催 バイオジャパン組織委員会((財)バイオインダストリー協会,(財)ヒューマンサイエンス振興財団,(社)農林水産先端技術産業振興センター,(社)バイオ産業情報化コンソーシアム,日本バイオ産業人会議,日本製薬工業協会,NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議,日経BP社)
主催者 Web バイオジャパン2008
http://expo.nikkeibp.co.jp/biojapan/