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私立大学のオープンな研究組織の基盤強化とわが国の学術研究の発展を目指して,
文部科学省が平成１３年度から新設した「オープン・リサーチ・センター整備事業」に,
本学大学院グローバル・ビジネス研究科(ＮＢＳ),理工学部理工学研究所(３プロジェクト),
大学院生物資源科学研究科(3プロジェクト)の研究が初選定されました。 オープン・リサーチ・センター整備事業は,私大の理工・情報系,生物・医歯系,人文・社会学系の大学院研究科, 研究所の中から,多様な人材を受け入れたり,研究成果を公開したりするなど,オープンな体制の下に研究を推進する 優れた研究組織を選び,総合的,重点的支援によって私立大学の研究基盤を強化し,わが国の学術研究の発展を期すこと が目的となっています。 選定の対象となる研究プロジェクトは， ①研究者養成型 ②高度専門職業人養成型 ③研究成果等公開型 を満たすことが条件となっています。 選定された研究組織には平成１７年度まで５年間研究費が補助されます。 大学院グローバル・ビジネス研究科の研究が，開講2年で選定されたことは，同研究科の質の高さを 物語っています。 大学院グローバル・ビジネス研究科(代表者・菅澤喜男教授)の研究テーマは， 「グローバル市場における競争的技術開発能力の育成及び具体的な開発手法ＣＦＴＳＭの開発と普及」 で，グローバル市場での新たな技術・製品開発の在り方を米国や欧州を中心に研究されてきた 競争的技術開発能力を育成するとともに,具体的な開発方法としてＣＦＴＳＭ (Customer Focused Technology Strategic Map)を開発し, ＮＵＢＩＣなどと連携し,広く産業界に普及させることを目的としており， 高度専門職業人養成として意義深いものです。 菅澤教授を代表として，産学官連携より10数名の研究者が担当します。 今後，各種研究会を行い，その成果をセミナーなどを通して広く公開します。 |